川崎幸病院 川崎幸病院大動脈センター 医療法人財団石心会 大動脈治療の最前線 心臓血管外科の最前線    
         
       
   

胸部大動脈手術を受けて
   
   

 

59歳女性・千葉県 2004年寄稿

2004年 上行大動脈瘤手術

私は千葉県に住む59才の主婦です。
自転車で走行中に転倒し頭部と胸部を打撲したことがことの始まりでした。
その後他病院で検査を受けることになりました。
今まで大きな病気もせず、病院嫌いの私にとってそれは驚きに検査結果でした。
その病院の心臓内科医より大動脈に6p超の瘤があるとの事、また破裂の危険性もあるとの診断でした。
目の前が真っ暗やみになり、途方にくれてしまいました。

その時、その先生より川崎幸病院の山本先生を紹介して頂いたのが、手術に至った始まりでした。
山本先生より病状について、又手術を行った場合、行わない場合等について、私と家族に説明があり、十分な話し合いの時間を設けて頂きました。
私自身、動脈瘤が破裂する危険性を持ちながら、この先生活することは大変不安でした。
又家族も同じ様に不安な日々を送らねばなりません。
手術をせずに経過を見る方法もあるのですが、その方がむしろ危険な賭けのようなものだと思い、私と家族は手術が最良の道だと決断するに至りました。

この間、短い時間ではありましたが先生と私と家族の信頼関係は日々深まっていきました。
決断に至った理由は、山本先生は動脈瘤の専門家であり、その実績は各方面より大きな評価を得られている事。
また川崎幸病院には全国に先がけて「大動脈センター」を開設された病院である事が大きな要因です。

6月8日に入院し11日手術、翌日には集中治療室から一般病室に移るという順調さでした。
3週間で退院し、今は順調に回復しています。
何より精神的に不安もなくなり楽しい毎日が送れる事が、本当に手術を受けて良かった事だと思っています。
先生と患者と家族の信頼関係が、手術を成功させた大切な要因だと思います。

3ヵ月が経ちますが、毎日1時間、散歩をしたり、買物をしたりリハビリをしています。
この病気を告知されている方は、不安な毎日だと察しますが、先生そして御家族と十分に話し合い、良い信頼関係を築かれ、手術・治療される事が、生命の危機にさらされる動脈瘤という病状を廻避する最良の方策だと考えます。
時機を逸したあとでは、どんな後悔も知恵も及ばないのですから。
私は今その事を一番実感しております。