大動脈瘤治療の最前線 大動脈瘤治療の最前線 大動脈瘤治療の最前線
大動脈瘤治療の最前線 大動脈瘤治療の最前線 患者の皆様へ 医師の皆様へ インフォメーション 監修者プロフィール 大動脈瘤治療の最前線
診療理念
段落 大動脈外科(Aortic surgery)という言葉は、わが国では、まだまだ一般的ではありません。
ましてや、大動脈手術を専門に行う大動脈外科医(Aortic surgeon)の存在は認知されていません。しかし、一部の施設では大動脈手術の成績は飛躍的に向上し、この分野をライフワークと考える大動脈外科医が増加しています。私は大動脈疾患を専門に扱う大動脈外科医として、高水準の大動脈手術を行うことを理念としています。

段落 大動脈手術は一般の心臓手術と大きく異なります。
これまでの一施設での大動脈手術数は心臓手術数のおよそ1/10であり、手術死亡率は心臓手術が1〜2%であるのに対して10〜20%と非常に不良でした。この背景には、手術方法が確立していなかったことや、大動脈手術を専門に扱う大動脈外科医が存在せず、大動脈以外の手術を行って来た心臓血管外科医が、大動脈の手術を行っていた状況があると考えています。

段落 大動脈の手術成績は執刀医の力量に依存しています。
大動脈手術には、豊富な手術実績に基づく、合理的な治療戦略・確実な手術手技が要求されます。このような大動脈手術は、高度に専門化された大動脈外科医によって初めてもたらされると考えています。

段落 大動脈外科の世界では、毎年、奇をてらった手術方法やアイデアがいくつも発表されます。
しかし、その多く手術成績の向上にはつながらず、わずかな期間で廃れていきます。手術技術や手術材料は常に進歩しつづけますが、基本的な手術哲学と手術概念は普遍的です。1950年代、D. A. Cooleyによる瘤の切除と完全な血行再建という概念に基づいた手術方法が確立し、多少の変遷はあるものの、それが磨き上げられた形で現在継承されています。この様な基本哲学に基づいた手術を着実に行う真摯な態度が、大動脈外科の進歩をもたらすと考えています。
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